スチューベンって飲み込むの?皮・タネの食べ方、農家が教えます

こんにちは、青森・鶴田町のスチューベン農家「わかな農園」です。
最近ネットで、「スチューベン 飲み込む」という言葉を見かけました。
最初は「えっ!?」と思いましたが(笑)、たしかに初めてスチューベンを食べる方にとっては「どうやって食べるのが正解なの?」と疑問に思いますよね。
今日は、そんな疑問に農家の視点からお答えします!
5月下旬のぶどうの様子です。枝から芽が吹き、葉が3、4枚開いたところです。
スチューベンの皮、どうするの?
スチューベンは、一般的に皮を食べずに中の果肉を食べるぶどうです。
巨峰やピオーネと同じように、口に入れて果肉を吸い出し、皮は出すのがスタンダードな食べ方です。
皮は食べられなくはないですが、少しかたくて口に残るため、通常は食べません。
タネは飲み込んでも大丈夫?
スチューベンには、小さなタネが2~3粒ほど入っています。
このタネはやわらかくて小さいため、ほとんどの人が噛まずにそのまま飲み込んでしまいます。
噛むと若干の酸味があり、スチューベンの甘さが打ち消されてしまいます。
飲み込んでも体に害はありませんので、ご安心を。
ぶどうの粒自体も大粒ではありませんが、念のため、お子さんやご高齢の方には、喉に詰まらないように様子を見てあげてくださいね。
結局、どうやって食べればいいの?
わかな農園としておすすめしたい食べ方は、こちら👇
👉 「粒を口に入れて、中の果肉をやさしく吸い出し、皮は出して、タネは噛まずにそのまま飲み込む」スタイル。
これが、スチューベンの甘みを一番おいしく楽しめる方法です。
一番の売りは、スチューベンは「冬に楽しめるぶどう」です。
わかな農園のスチューベンは、安心してお召し上がりください
わかな農園では、青森県の病害虫防除歴に従ってスチューベンを育てています。
年に12回程度、病害虫の発生を防ぐために農薬を使用しますが、使用する薬剤はすべて国の安全基準を守ったもので徹底しています。
北国の冷涼な気候を活かして、農薬使用量を減らしています。
皮をむくときに手についても問題なく、お子さまにも安心してお届けできるぶどうです。
まとめ:スチューベンはこう食べよう!
✅皮は食べずに、果肉だけを吸い出すのが一般的
✅タネは噛まずにそのまま飲み込んでOK
✅国内産では珍しい「冬に楽しめるぶどう」です
初めての方も、久しぶりの方も、
わかな農園のスチューベンをぜひご家庭で楽しんでみてくださいね🍇